マネタリーベース

日本銀行から毎月の支出です

  • 2016/10/5

日本銀行からの発表がありました。

2016年10月4日頃に日銀発表のマネタリーぺースと言われる指標が発表されました。406兆円。 今、金融市場に最初に供給されて、本当は労働市場や購買力などに移ってこないといけないお金です。

マネタリーベース

ツケは先の世代へ

「406兆円というお金ですが、どこから出てきたお金か?」
さて、406兆円というお金ですが、どこから出てきたお金か?ですが、日本の中央銀行である日本銀行が発行したお金です。 日本銀行は確かにお金を刷れる銀行です。しかし、このお金を刷ろうと思うと、やはりそれなりに何かお金の基になるものが 無ければ、刷れません。ブラジルはお金が無くなると節約して、行政サービスを減らします。アルゼンチンはつい最近財政破綻しました。 しかし、日本はなりませんし、日本人は想像もしてないと思います。

自民党政権の先延ばし政策

財政破綻の回避とお金を刷るためにしたこと」。
日本政府の収入は50兆円くらいだと思いますが、普通に考えると、この収入の中から本当は支出をやっていかないと思いますが、 日本は残念ながらこの同じ金額くらいの借金によって、日本社会がなりたってることくらいはわかると思います。

今回はアベノミクスという

呼び名で経済政策をやってきました。それがこの日銀のお金を刷って、お金を供給するということです。それで、そのかわり お金のバランスを取るために行ったことが消費増税です。それが本来なら10%まで引き上げるという発表でしたが、経済状況が かんばしくないということで10%の消費増税が行えないという状況です。それにたくさんの人の気づかないところで増税を行ってきました。

「やっぱり増税」

例えば、空き家には6倍の固定資産税をかけるとか、税金ではないですが、健康保険料の病院を使った際の支払いの改定。 初診料と大きな病院を使った時に支払うお金。最近、病院へ行くとそのシステムの改定の説明で困惑してる患者さんが何人か おられました。計算すると、最初の受診料はだいたい6,000円ほどかかるようです。以前なら初診料は3,000円ほどでしたが 増えてしまいました。国はさらに高齢者の負担金を増やす検討をしているとか。そもそも今回の増税って社会保障に 充てるって話でしたよね?引きあがってます。さらに福島原発の処理費用が捻出できないとかで、電気料金を 今より福島原発の処理の金額がかかってくるような検討など、負担がどんどん増えていってます。原発もかなりの税金が 投入されたはずですが、返ってくるどころか負担増になってしまっています。電気料があがるということは消費税が 増えるので税収が増えますので間接的な国への税金となるわけです。この日銀がお金を刷るために大きな担保みたいなものも必要になります。

「まとめ」

最後にこの406兆円と年間100兆円超えのお金があって、日本社会が成り立っています。ちなみに税収は50兆円 くらい。悪いときは37兆円とか。無いお金を作るには支払い信用がなければ作れません。そう考えると 世界は「日本人が支払うのだ。」という信用で、今のところ成り立っているのかもしれません。だから 日銀がどんどんお金を刷っています。すでに刷れる限度の6割は刷ってしまっているとか。 円や日本政府の価値の話しは別のとろこにします。


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