中国経済の流れ

中国経済は北京オリンピック後ピークでGDPは下がる傾向。

  • 2018/4/7
中国経済の流れ

どこから書けばいいかわかりませんが中国が経済的に力を持ち始めたのが北京オリンピック前後だったと思います。中国はずっと 強引に外交を行ってきたと思います。北京オリンピックの設備を日本企業に依頼した時は交換条件で技術の開示を求めてきたり。 その後、中国経済の勢いは頂点に達し、中国政府は「毎年、経済成長率7%にする」と発表しました。この頃は中国は面子をとても 大事すると言うことがよく言われてきました。その後、リーマンショックが起こり、ヨーロッパやアメリカが中国にお金を借りる ということになってしまいました。この頃から中国経済の存在感というのが出てきました。中国はアメリカに代わり、経済を牽引 したいと言いました。それで世界に中国元の支払いを進めてきました。ところが、2013年頃から中国経済が急変します。それは 中国政府が明言してきた経済成長7%が少しづつ下がり始めました。経済成長率が6.5%になったか、ならかなったくらいの時に これまで、アメリカと対峙する中国がアメリカにTPPへの参加を頼む形で要請しました。その時にアメリカは中国に「金融市場の 開放」を要求しました。他にもアメリカは中国に対し、厳しい要求をつきつけて、TPPへの加入を許していません。そして、中国は 徐々に中国の金融市場を開放し出しました。この頃くらいにIMFのSDRに人民元が入ることになりました。よく言われているのは ヨーロッパがリーマンショック後に中国にお金を借りたのでIMFのSDRが認められたとも言われています。これで人民元の存在感が また、一段と存在感が強くなってきました。この頃から中国の経済覇権を露骨にうち出してきた中国は自民元の引き上げを行い 出しました。世界経済を先導するには必要なことだったので人民元の通貨切り上げを行ってきましたが、ヘッジファンドが人民元を 売りだしました。それを怒った中国政府はヘッジファンドと敵対する形をとりました。「今、人民元を売ってる者は後悔する」と 言って、ヘッジファンドを挑発までしてしまいました。その後、中国株の売りが始まって、中国の株式市場はバブル崩壊の目安以上の ところまで下落して、中国株式市場のバブル崩壊となりました。中国経済の混乱が起こってしまいました。FRBの政策の失敗も ありましたが、中国株式、人民元がヘッジファンドに狙われてしまいました。その後、人民元の切り上げもできなくなり、中国 政府は人民元が下がれば、中国経済が保てるので人民元安を容認した形になってしまいました。この頃、中国政府に500兆円くらいの 貯金がある発表がありました。一方、シャドーバンキングの存在も言われるようになりました。この中国の株式市場の混乱を抑える のにこの中国政府の貯金を使いましたが、発表では何十兆円とかとの発表でした。それで中国はまだ、世界経済を先導しようと AIIBという銀行を設立することになります。アメリカ、日本はこのAIIBへの参加は見送りましたが、意外にもヨーロッパ、中東と たくさんの国々が参加することもあって、資金が思った以上に集まったようです。その政策が一帯一路という経済政策と呼ばれて います。だいぶん、経ってわかったことですが、中国の株式バブル崩壊の時に、わからないようにアメリカ国債を売っていたようです。 それで、米トランプ大統領の保護貿易政策の矛先は中国に行きました。ここからアメリカと中国の貿易戦争が始まったと思います。 この貿易戦争が起こって、中国はアメリカ国債を持っていなかったので、強く出れなかったのか、アメリカ国債を買いなおしだした ようです。ただ、一旦、売っていたアメリカ国債を買い戻したところでアメリカにプレッシャーをかけれるか疑問は感じていました。 一旦はアメリカと中国の貿易のやり取りがあまり聞かなくなっていましたが、2018年はじめ頃からトランプ大統領が宇宙関連に対して 中国に関税をかけだしました。この頃、トランプ大統領は「対中国の貿易戦争はちょろい」とツリッターに投稿していたとか。中国と アメリカの貿易戦争が始まりだしました。これからこの貿易戦争を見守りたいと思います。


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