イエレンの失敗
中国株式バブル崩壊を引き起こしたFRB議長
FRB議長が任期4年で退任となりました。この人に功績はなかったと思います。失敗しか目立ちませんでした。
全議長のバーナンキンは強気に利上げを強行しようとしたら金融は混乱してしまい、最後は投資家たちは
「この(バーナンキンの)顔を見るだけで嫌と、アメリカ金融市場から資金が引いていきだしました。
もちろん日本も大きく下げだしました。投資家たちがバーナンキンに嫌気を感じていた頃に交代したのが
このイエレンですが、交代すれば、期待感で上昇し出しました。これは今となればご祝儀相場と言って
いいと思います。むしろご祝儀相場で相場が持ち直したとでも言うべきでした。それで大きく確かに
上昇をしましたが、1年もしない間にアメリカ金融市場が混乱をし始めました。それは投資家が利上げを
待っているのに利上げしないイエレン。ハト派の真髄を見た瞬間でした。それでそのハト派と言われる
イエレンは利上げをしないといけない場面で利下げをしました。金融市場は大混乱です。2015年3月と6月
まで利上げを待っていましたが、ヘッジファンド、投資家は厳しいですね。2015年6月の利下げのところで
資金の巻き戻しのような状態が始まりました。その後、中国で株式市場のバブル崩壊にあたる大きな下落と
なりました。少なくとも利上げをしていれば起こらなかったことです。イエレンはむしろ失敗したFRB議長だと
思います。これまで金融市場が上昇したのはバーナンキン時代の金融緩和による物でした。こうなると
FOMCでは上昇にはならなく、下げになっていまうようになりました。
そこで金融市場が持ち直したのが驚くことに大統領の交代。トランプ大統領でした。噂ではトランプ大統領に
なると経済は悪くなるという話しでしたが、大きく下げた後にどういうわけか上昇し出しました。どうやら
イエレンのマンネリさか、わかりませんが、投資家は変化を求めていたように思えました。大統領をきっかけに
金融市場は上昇を始め、アメリカダウやS&Pでは過去最高をどんどん更新しはじめました。
この金融市場の動きを追って見てみるとイエレンの功績というのは見当たりません。しかし、不思議と史上最高の
FRB議長なったと言われますが、オバマ大統領就任後すぐ、イエレンが議長に選ばれず、バーナンキンが
選ばれた理由が凄くわかるのですが、イエレンは1番良いFRB議長ではなかったということが凄くわかります。
イエレンに関しては金融市場を混乱しか、させてないとしか言えません。ちゃんとわかっていれば、中国の
株式バブル崩壊は起こらなかったはずです。