取り残される日本

インドの経済大国化

  • 2020/2/6
取り残される日本

最近、日本が遅れていってるという情報がよく見ていました。ノーベル章受賞の吉野彰氏も「日本にユニコーン企業がないのは 悲しい」ということを言われていました。この情報は報道などではお馴染みの情報で知っていましたが、特に気にはとめませんでした。 が、今回、ユニコーン企業のある国とその数を見せられると日本は後退したと感じました。イギリスにユニコーン企業があるのが 意外でした。ドイツやフランスの国が新興企業への予算が大きいのは知っていましたが、まさかイギリスにユニコーン企業が あるとは思いませんでした。
ユニコーン企業のある国と数。
1位.中国・・・206社
2位.アメリカ・・・203社
3位.イギリス・・・21社
4位.インド・・・13社
こうやってユニコーン企業のある国を見ると今の経済事情が反映してるのを感じます。イギリスって、経済指標上で アメリカの次に経済政策の成功した国でした。アメリカでインフレが起こって、イギリスもすぐにインフレになりました。 アメリカの次に経済政策が成功した国でした。この国を見ていると経済強国ばかりです。そして、その中に日本は ありません。世界の中で経済での日本の存在感がなくなりつつあるようです。

以前、日本の首相がイギリスで投資をするように言うと、次の日にイギリスの新聞紙面で「イギリスはうまくいってるのだから イギリスのこと言わないで日本の心配をしてろ」と各社で書かれていたとか。この時イギリスの経済ってうまくいってるのだと、 感じました。経済のうまく行ってるイギリスと経済がうまく行ってない日本の格差が出ているようです。最近では、ユニコーン 企業が英語圏、多民族国家ということもあって、進出が多くなっているようです。ユニコーン企業も集まりだしているみたいです。
いずれ、インドに抜かれると思っていましたが、ここで登壇した人、インドでずっと会社をしてる日本人の話しだと、日本が 抜かれたと思う瞬間があったのが2年前くらいに感じたそうです。2年前くらいにインドのスピード感の速さがついたのが きっかけだったとか。アメリカや日本は何十年とかかって今の技術などを作ってきたかもしれませんが、インドの若い人らは 今の一番新しい技術で企業を1年未満でする人も出てきたとか。日本の経済情報番組でもインド人のインタビューの中で 「日本はただ、車が作れるだけ。日本は年寄りが会社の上に居すぎてて、なかなか動けなくなってるけど、インドは 商品を考える人も作る人も若い人だから早いのだ」と言っていました。それを実際に目の当たりした瞬間でした。インドでは 20代が企業して、1年で億万長者になる人がたくさんいるとのことでした。そして、インド人には今の日本人にない情熱が あると、インドで会社をしている日本人が話していました。「最近のインドでは年収1,000万円以上の人も増えて、新卒で 2,000万円というのも多い話しだ」とも話していました。報酬では日本企業はインド企業にとても勝てる状況ではないということでした。
インドの経済大国、日本の経済後退?を身近に感じる日でした。
パナソニックがずっと開発していたリチウムイオン電池も何日か前にパナソニックが納品していたリチウム電池も中国企業に とられてしまったとか。その中国企業の下請けには韓国企業がるとか。吉野さんがリチウムイオン電池の開発でノーベル章をとった かもしれませんが、この度、中国企業がとって代わってしまいました。


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